今回、施主様の新築作業所に
存在感のある化粧柱を建てることになりました。
設置場所は、作業机の中央。空間の中心となる特別な柱です。
使用するのは、迫力ある大径のヒノキ丸太。
丸太の状態から製材し、化粧柱へと仕上げていきます。

普段の住宅ではなかなか見ることのないサイズの柱で、
大工の技術が詰まった貴重な作業工程です。
① 丸太から六角形へ製材
まずは丸太をそのまま使うのではなく、六角形に製材していきます。
丸太のままだと反りや割れが出やすいため、
面を取りながら形を整えていくことで、安定した化粧柱へと仕上げていきます。

丸太の年輪も美しく、ヒノキならではの木肌がとてもきれいです。
② 背引き加工(割れ止め)
丸太材は乾燥が進むと中心から割れが発生することがあります。
そこで行うのが「背引き(せびき)」と呼ばれる加工です。
柱の裏側にあらかじめ切り込みを入れ、
割れをそこへ誘導することで、化粧面の割れを防ぎます。

大きな材ほど内部応力が強いため、こうした処理がとても重要になります。
③ 埋め木(割れ止め補強)
背引きを入れた部分には「埋め木(うめぎ」を施します。
これは割れ止めのための加工で、木材の動きを
コントロールしながら柱の形状を安定させる役割があります。


こうした細かな仕事が大きな材を美しく長く使うための工夫です。
④ 最終仕上げは手カンナ
製材が終わった柱は、最後に大工の手カンナで仕上げます。
機械だけでは出せない、木の表情を生かした仕上げです。

大きな柱にカンナをかけていく姿は迫力があり、
ヒノキの香りも作業場いっぱいに広がり、まさに大工仕事の醍醐味です。
こうして作業所の中心となる化粧柱が完成します。

大きな柱を使う現場は今では少なく、とても貴重な作業風景でした。
完成後の様子もまたご紹介しますのでご期待ください!
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